バリ島 石彫り(ストーンカービング)の知識@

バリの石彫りは元々、バリの寺院や王宮の装飾として用いられていました。

けれども今では、インテリアやエクステリア、建物の守り神として、
店舗やホテルの入り口や、レストランなどにも置かれるようになりました。

 
石彫りに使われる代表的な材質は、火山性凝灰石などです。

現在では、バリ島で採れる石は、高額で取り引きされています。
良く使われ普及率が高い石は、ジャワ島から輸入されたものです。


こだわるのであれば、採石地を調べることも大切です。


さらにコストを下げたものは、セメントを混ぜた人工石などです。
確かに安いのですが・・・人工物なので、正直味が出にくいですね〜。
(管理人は、人口石は、あまり好まないです。)


軟らかく彫りやすい石なのですが、
とても繊細で緻密な作業となりますので、
小ぶりのものでも、完成まで2週間くらいかかってしまうのが普通です。
(出来上がるまで時間かかるんですよね〜。職人さんお疲れ様です!)


また、この石は水などを含みやすい性質なので、
屋外の庭などに置くと、風化により表面が溶けて行き、
時間とともにコケが生えて、”味”のある感じになっていきます。

これが石彫りの大きな魅力でもあります。
コケ生えろ!コケ生えろ!みたいな。(笑)


特に、土の上や植物たちの所に置いた石彫りカエルちゃんなどは、
年月を重ねていくごとにドンドン深みが増していくので、コケだらけの緑カエルになるまで、
育てていく楽しみがありますね。




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